
Twitterインスタントウィンキャンペーンの仕組みと注意点
インスタントウィンとは、シリアルナンバーの登録や二次元コードを読み込み、その場ですぐに当落が分かる懸賞システムです。
手軽に参加できるため、SNSとの相性がよいキャンペーンシステムとして注目を集めており、Twitterと組み合わせて実施している企業も少なくありません。
Twitterを利用したインスタントウィンキャンペーンの開催を検討しているマーケティング担当者の方もいるのではないでしょうか。
この記事では、Twitterインスタントウィンキャンペーンの種類とそれぞれの仕組み、開催時の注意点を解説します。
インスタントウィンを活用したキャンペーンの実施方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
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【種類別】Twitterインスタントウィンキャンペーンの仕組み
Twitterインスタントウィンキャンペーンは、Twitter上で指定の応募条件をクリアすることで、自動返信からすぐに当落が分かるキャンペーンです。
応募条件がTwitter上で手軽に行えることに加えて、毎日応募できたり、すぐに結果が分かったりするため、短期間でのフォロワー獲得が期待できます。
また、Twitterの拡散機能により、多くのユーザーに認知してもらいやすい点も特徴です。
ここでは、Twitterインスタントウィンキャンペーンの応募方法を3種類に分けて、それぞれの仕組みについて解説します。
①フォロー&リツイート形式
フォロー&リツイート形式は、キャンペーンを行う対象アカウントをフォロー後、指定の投稿をリツイートしてもらう応募方法です。
Twitterインスタントウィンキャンペーンで採用されることの多い形式で、フォロワー数の増加はもちろん、情報の拡散により商品・サービスの認知拡大につながります。
▼フォロー&リツイート形式の仕組み
- 企業の公式アカウントをフォロー
- キャンペーン対象のツイートをリツイート、または引用リツイート
- 自動返信でユーザーに当落の通知が届く
- 当選者にリプライやダイレクトメッセージ(以下、DM)などで景品を送付する
②フォロー&ハッシュタグ形式
フォロー&ハッシュタグ形式は、キャンペーンを行う対象アカウントをフォロー後、指定のハッシュタグをつけて投稿してもらう応募方法です。
フォロワー数の増加が見込めるほか、ユーザー自身が投稿することで、ほかのユーザーからの共感や信頼につながりやすいという特徴があります。
▼フォロー&ハッシュタグ形式の仕組み
- 企業の公式アカウントをフォロー
- キャンペーンに関連した指定のハッシュタグをつけて投稿
- 自動返信でユーザーに当落の通知が届く
- 当選者にはリプライやDMなどで景品を送付する
ユーザーの感想や想いが同時に投稿されるような、ユニークなハッシュタグを作成することも重要なポイントです。
多くのハッシュタグが投稿されればトレンドに載りやすくなるため、より多くのユーザーに閲覧される可能性があります。
③フォロー&カンバセーションボタン形式
フォロー&カンバセーションボタン形式は、“フォロー&ハッシュタグ投稿形式”と同様の応募方法ですが、カンバセーションボタンがついているという特徴があります。
カンバセーションボタンとは、動画や画像にハッシュタグ入りのCTAボタンを最大4つ追加できる機能のことです。クイズやアンケートなどの回答を入れることで、投稿を促す効果が期待できます。
▼フォロー&カンバセーションボタン形式の仕組み
- 企業の公式アカウントをフォロー
- キャンペーン対象のツイートでカンバセーションボタンを1つ選択
- 選択したハッシュタグの入った投稿が自動作成されて、そのまま投稿する
- 自動返信でユーザーに当落の通知が届く
- 当選者にはリプライやDMなどで景品を送付する
ただし、“セルフサービス方式”のTwitter広告アカウントの場合、初期設定ではカンバセーションボタンを利用することができません。利用する際は、“サポートチケット”の申請が必要です。
カンバセーションボタンに関する詳しい情報は、Twitter社へお問合せください。
Twitterインスタントウィンキャンペーンの注意点
Twitterインスタントウィンキャンペーンを開催する際の注意点としては、リプライやDMなどに制限があることが挙げられます。
Twitterは認証バッジのない一般アカウントだと、ツイートは1日あたり2,400件、DMは1日に1,000件が上限と定められています。
しかし、Twitterインスタントウィンキャンペーンは自動返信で結果を通知したり、当選者にDMで連絡したりするため、すぐに上限に達する可能性があります。
上限数を変更する方法としては、以下の2つが挙げられます。
▼ツイート・DMの上限に関する対策方法
- Twitterアカウントの認証バッジを取得する
- Twitter社に依頼して上限を引き上げてもらう
認証バッジがなくてもキャンペーンを実施することはできますが、できるだけスムーズにキャンペーンを行うためには、事前にツイートやDMなどの上限数を増やしておくことがポイントです。
また、認証バッジはアカウントの信頼性を証明できるという点においても重要です。
まとめ
この記事では、Twitterインスタントウィンキャンペーンについて以下の内容を解説しました。
- キャンペーンの種類と仕組み
- キャンペーン開催時の注意点
Twitterインスタントウィンキャンペーンは、ユーザーが気軽に参加しやすいうえに、拡散機能により多くの反応が期待できます。
しかし、実施の際は当落通知を行うツイート・DMの数に上限があるため、認証バッジの申請や上限件数の引き上げを依頼して対策することも忘れてはいけません。
『Dline』では、SNSインスタントウィンシステムを提供しており、Twitterのフォロー判定や当選確率の調整など、さまざまな機能を搭載しています。また、不正対策や解析条件などのカスタマイズも可能です。
Twitterを始めとした、SNSのインスタントウィンキャンペーンを検討している担当者の方は、お気軽にお問合せください。Dlineのシステムの詳細はこちらからご覧いただけます。