
【キャンペーンの4つの手法】特徴とメリットについて解説
多くの企業は、商品・サービスの販売促進や認知拡大に向けてさまざまな取組みを行っています。その取組みの一つとして、“キャンペーンの開催”があります。
キャンペーンの開催を検討している企業のなかには、「どのようなキャンペーンの手法があるか分からない」「手法のメリットを知って今後に役立てたい」と考えている担当者の方もいるのではないでしょうか。
この記事では、4つのキャンペーンの特徴と企業側のメリットを紹介します。
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①レシートキャンペーン
1つ目は、レシートを購買証明として応募するクローズドキャンペーンである“レシートキャンペーン”の特徴とメリットです。
特徴
レシートキャンペーンは、レシートをスマートフォンで撮影して応募する、または実物を送付して応募するなど複数の方法があります。SNSのDM、専用サイト、はがきなどから応募してもらうのが一般的です。
▼レシートキャンペーンを行う企業側の流れ
- 審査条件を設定する
- 手動またはシステムを利用して自動で審査する
- 抽選を行う
- 当選者へ連絡する
メリット
レシートキャンペーンには以下のメリットがあります。
- 販売促進につながる
- 消費者の購買データを収集できる
- シリアルナンバーなどの発行が不要なので、コストを抑えて、すぐにキャンペーンが開始できる
レシートキャンペーンに参加するためには商品を購入する必要があるため、販売促進につながります。
また、購入エリアや時間帯、自社商品以外の購入品など、消費者の購買データを収集できるという点もメリットです。収集したデータを分析することで、商品の販売方法や発注数、新規商品の開発などに役立てられます。
しかし、レシートを1枚ずつ確認してデータを収集するのは時間がかかります。実施する際は、自動でレシート情報をデータ化してくれるシステムの導入がおすすめです。
Dlineの『レシート応募キャンペーンシステム』なら、解析エンジンとAI学習機能を利用して瞬時に高精度の解析が可能です。
レシート応募キャンペーンシステムについては、こちらの記事でも分かりやすく解説しております。ぜひご一読ください。
②インスタントウィンキャンペーン
2つ目は、その場で当落が分かる懸賞システムを利用したキャンペーン“インスタントウィンキャンペーン”です。
特徴
インスタントウィンキャンペーンでは、レシートやシリアルナンバー、スクラッチカードなどを利用して行います。最近では、TwitterやInstagram、LINEなどのSNSを利用したケースも見られるようになりました。
▼インスタントウィンキャンペーンを実施する流れ
- 目標の設定
- ターゲットの選定
- 景品・配布方法の選定
- 導入するシステムの選定
- クリエイティブの作成
インスタントウィンの実施方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
メリット
インスタントウィンキャンペーンには以下のメリットがあります。
- 短期間での集客が見込める
- 抽選業務の負担を軽減できる
SNSを利用する場合、応募条件を“フォロー&リツイート”や“フォロー&いいね”などにすることで、消費者が気軽に参加しやすくなります。
キャンペーンに参加するハードルが低くなるため、短期間での集客や認知拡大が期待できます。
また、抽選作業や結果通知などをすべて自動化することで、業務負担の軽減にもつながります。
Dlineの『インスタントウィンキャンペーンシステム』なら、抽選作業を自動化できるほか、応募制限やWチャンスなど、さまざまなカスタマイズが可能です。
③シリアルナンバーキャンペーン
3つ目は、“シリアルナンバーキャンペーン”の特徴とメリットです。
シリアルナンバーキャンペーンとは、シリアルナンバーが印字された抽選カードやシールなどを配布して、専用サイトに数字を入力して応募してもらう手法です。
特徴
シリアルナンバーキャンペーンは、即時抽選できるインスタントウィン形式と、キャンペーンが終了したあとに行われる後日抽選形式で実施されます。
▼シリアルナンバーキャンペーンの流れ
- 商品購入でシリアルナンバーを取得する
- キャンペーンサイトにシリアルナンバーを入力する
- 自動抽選でその場で当落が分かる、またはキャンペーン終了後に抽選を行い当選者に連絡される
メリット
シリアルナンバーキャンペーンには以下のようなメリットがあります。
- 販売促進につながる
- リピーターの獲得
シリアルナンバーキャンペーンは、商品購入することで応募に必要なシリアルナンバーが入手できるため、販売促進につながる効果が期待できます。
また、キャンペーン参加を目的に商品を購入して、気に入ってもらえれば、リピーターの獲得にもつながります。
Dlineの『シリアル応募キャンペーンシステム』なら、ポイントマイレージやインスタントウィンなど、さまざまなカスタマイズが可能です。
④オープン応募キャンペーン
4つ目は、誰でも参加できる“オープン応募キャンペーン”です。
特徴
オープン応募キャンペーンは、応募時に商品の購入が発生しないことが特徴です。新作イベントや記念イベントでの実施が一般的といえます。
また、従来までは景品の上限額が1,000万円までと定められていましたが、2006年にオープン懸賞規制が撤廃されたことで景品の上限がなくなっています。
▼オープン懸賞キャンペーンの応募方法の例
- SNSの公式アカウントをフォロー&リツイート
- アンケート回答
- クイズ参加
- コンテスト参加
出典:消費者庁『景品規制の概要』
メリット
オープン応募キャンペーンには以下のようなメリットがあります。
- 自社商品やサービスの認知度拡大
- 新規顧客の獲得
商品を購入したり、店舗へ足を運んだりする手間がなくなるため、消費者は気軽に参加できます。そのため、多くの消費者に商品・サービスを認知してもらえます。
また、キャンペーン参加から自社商品に興味を持ってもらえれば、新規顧客の獲得も期待できます。
Dlineの『オープンキャンペーンシステム』なら、一般的なオープンフォームからオープンでのインスタントウィン、ユニークフォームなど、施策の内容に合わせて作成可能です。
まとめ
この記事では、キャンペーンの手法とメリットについて以下の内容を解説しました。
- レシートキャンペーン
- インスタントウィンキャンペーン
- シリアルナンバーキャンペーン
- オープン応募キャンペーン
キャンペーンには主に4つの方法があり、販売促進や認知拡大、新規顧客やリピーターの獲得など、さまざまなメリットが期待できます。
最近では、消費者が気軽に参加しやすい、SNSや専用サイトを利用したキャンペーンも見かけるようになりました。
キャンペーン実施には、応募方法の選定や抽選作業、当選者への連絡など、企業側の業務も多くなります。負担軽減の方法として、抽選作業や連絡業務を自動化するシステムの導入が挙げられます。
『Dline』では、実施頻度や予算など、利用ニーズに合わせたキャンペーンシステムを豊富に揃えており、細かいカスタマイズが可能です。
キャンペーンの実施をご検討されている企業さまは、お気軽にご相談ください。