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【2027年版】ゴールデンウィークキャンペーン企画ガイド|成功事例・アイデア・実施のポイント

【2027年版】
ゴールデンウィークキャンペーン企画ガイド
成功事例・アイデア・実施のポイント

ゴールデンウィークは、年間を通じて最も消費活動が活発になる大型連休のひとつです。旅行やレジャー、ショッピングを楽しむ人が増えるこの時期は、企業にとって売上アップや新規顧客の獲得の絶好のチャンスといえます。

ただしゴールデンウィークには、他の連休にない固有の難しさがあります。暦の並びによって前半と後半で人の動きがまったく変わる点です。前半は近場での消費、後半は全国規模の移動が中心になるため、同じ施策を通期で回すと後半の需要を取りこぼします。

本記事では、前半・中日・後半の使い分け、目的別の企画の選び方、実際の事例、実施のポイントまで詳しく解説します。

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前半と後半で狙いを変える

企画を考える前に、連休内の人の動きの違いを押さえてください。

ゴールデンウィークは前半・中日・後半で狙いを変える 前半|昭和の日(4月29日)前後 人の動き:単独の祝日。近場での消費が中心 狙うもの:来店促進、日常の買い回り 相性の良い施策:店頭のQR即時抽選、レシート応募 告知:4月中旬までに事前告知を完了 中日|前半と後半のあいだの平日 人の動き:平日。出勤する人が多い 狙うもの:ECでの購入、自宅での比較検討 相性の良い施策:SNSキャンペーン、オープン応募 告知:連休中のリマインド配信 後半|憲法記念日〜こどもの日(5月3〜5日) 人の動き:連休。旅行・帰省で全国が動く 狙うもの:ファミリー層、こどもの日需要 相性の良い施策:フォトコン、来店スタンプラリー 告知:5月5日のこどもの日にピークを合わせる ※応募締切は連休明けの数日後に。連休最終日を締切にすると、移動中で応募できない人が出る

とくに注意したいのが応募の締切日です。連休最終日を締切にすると、移動中や帰省先で応募できない人が出ます。連休明けの数日後に設定するのが実務上は安全です。

暦の並びは毎年変わるため、前半・中日・後半の区切りも年ごとに確認してください。2027年のゴールデンウィークは次のとおりです。

日付 祝日 区分
4月29日(木) 昭和の日 前半:単独の祝日
4月30日(金) — 中日:平日(休めば7連休)
5月1日(土) — 後半:ここから5連休
5月2日(日) — 後半
5月3日(月) 憲法記念日 後半
5月4日(火) みどりの日 後半
5月5日(水) こどもの日 後半:連休最終日

2027年は4月29日(木)が単独の祝日で、5月1日(土)〜5日(水)が5連休です。4月30日(金)を休めば、4月29日〜5月5日の7連休になります。こどもの日(5月5日)が連休最終日にあたるため、ファミリー層を狙う施策は5月5日をピークに置き、応募締切は5月7日(金)以降の連休明けに設定するのが安全です。

目的別の企画の選び方

目的 推奨する施策 実施のタイミング ポイント
来店を増やしたい 店頭QRからの即時抽選、スタンプラリー 前半から通期 前半の近場消費を取りにいく
客単価を上げたい レシート応募(金額条件) 後半に厚く 旅行やまとめ買いで単価が上がる
ファミリー層に届けたい こどもの日連動の親子参の加型企画 5月5日にピーク 親子で完結する体験を設計する
SNSで話題化したい ハッシュタグ投稿、フォトコンテスト 後半 外出先での写真が素材になる
新規会員を獲得したい 会員登録を条件にしたオープン応募 通期 中日の在宅時間を狙って配信する

ファミリー層を狙うならこどもの日が最大の山場です。ゴールデンウィークの中で唯一、対象が明確に定まっている日なので、ここにピークを合わせた設計が有効になります。

💡 Dlineの実装視点

ゴールデンウィークの施策で見落とされやすいのが連休中の事務局体制です。応募が最も集まる期間に事務局が稼働していないと、問い合わせが滞留します。連休中は人の判断が不要な自動処理で完結する形式(即時抽選、自動判定)に限定するか、あらかじめ受付期間を明記してください。
あわせて、応募が5月5日前後に集中するため、その時間帯のアクセス量を想定した負荷試験を推奨します。

ゴールデンウィークキャンペーンの事例

実際に行われたキャンペーンを、連休のどの時期を狙っているかで3つに分けて紹介します。いずれも2026年のゴールデンウィークに実施されたもので、業種もできるだけ幅広く選びました。締切や運営の設計にも注目してください。

連休前に仕込む

事例2026年4月

ファミリーマート「45周年大感謝祭『1個買うと、1個もらえる』」

ゴールデンウィークキャンペーン事例:ファミリーマート 45周年大感謝祭「1個買うと、1個もらえる」

業種コンビニエンスストア
期間2026年4月7日〜4月27日
内容対象商品を1個買うごとに、翌週から使える対象商品の無料引換券(レシートクーポン)がレシートに印字される
対象全国のファミリーマート

設計のポイント:連休に入る直前までを実施期間にし、もらった引換券を「翌週」に使う設計で、ゴールデンウィークの前半まで来店を続けてもらう流れをつくっています。連休中は近場での消費が中心になるため、日常の買い回り先として選ばれておくことが前半の需要を取り込む鍵になります。抽選ではなく必ずもらえる形式なので、応募の手間も事務局の処理もなく、連休中の運営負荷がかかりません。

事例2026年4月〜5月

povo「ゴールデンウィークキャンペーン」

ゴールデンウィークキャンペーン事例:povo ゴールデンウィークキャンペーン

業種通信
期間2026年4月23日から。1年間トッピングのセールは4月30日まで、「データ使い放題(7日間)52回分」の提供は5月11日まで
内容対象の1年間トッピングを通常よりおトクな料金で販売。長期連休向けに7日間のデータ使い放題を52回分まとめたトッピングを期間限定で提供。対象の使い放題トッピングを購入すると、au PAY totoで使える「BIG1000」を1口プレゼント

設計のポイント:連休に入る1週間前から始め、「連休中のデータ不足」という移動・帰省時の困りごとに先回りした事例です。年間トッピングのセールは連休前の4月30日で締め切り、連休前の駆け込み購入を促しています。一方、データ使い放題の提供は連休明けの5月11日まで続け、連休中に必要になった人も取りこぼしません。グループのくじサービスと組み合わせたおまけで、購入のもう一押しもつくっています。

事例2026年4月〜5月

やよい軒「今日に、よいもの。ゴールデンウィークキャンペーン」

ゴールデンウィークキャンペーン事例:やよい軒 今日に、よいもの。ゴールデンウィークキャンペーン

業種外食(定食チェーン)
期間2026年4月21日〜5月6日
応募方法Xは公式アカウントをフォローして対象投稿をリポスト(毎日10時に投稿され、何度でも応募可能。当選者にはその場でDM)。Instagramは公式アカウントをフォローして対象投稿にいいね
賞品X・Instagramそれぞれで PlayStation 5 デジタル・エディション(各1名)

設計のポイント:毎月実施している定例のSNSキャンペーンを、4〜5月は「ゴールデンウィークによいもの」として連休向けの賞品に差し替えている事例です。連休前から最終日まで毎日投稿することで、期間中の接触回数を積み上げています。Xはその場で当落がわかる即時抽選にして連休中も人手をかけずに回し、Instagramの当選連絡は連休明けの5月11日以降と明記しています。媒体ごとに、連休中の運営負荷をどう抑えるかが考えられた設計です。

連休中に接点を増やす

事例2026年4月〜6月

京王電鉄「高尾・陣馬スタンプハイク2026」

ゴールデンウィークキャンペーン事例:京王電鉄 高尾・陣馬スタンプハイク2026

業種鉄道(観光・アウトドア)
期間2026年4月25日〜6月30日
参加方法山のスタンプラリーアプリ「ヤマスタ」で、高尾山の山頂を目指す「高尾山ハイキングコース」か、陣馬山まで縦走する「高尾・陣馬縦走コース」のチェックインポイントを巡る。102回目となる今年から、紙の台紙からデジタル形式に切り替え
特典・賞品コース達成で記念缶バッジと達成認定証(必ずもらえる)。京王線・井の頭線の「山」が付く駅でのチェックインでもオリジナル缶バッジ。抽選で特製ピンズのほか、京王電鉄賞としてアウトドアグッズ、高尾山薬王院「精進料理の会」招待券、ビアガーデン「高尾山ビアマウント」招待券など

設計のポイント:行楽客が増えるゴールデンウィーク前半の土曜日に始め、6月末まで続ける長期の企画です。連休中のハイキング需要を入口にしつつ、連休後も週末ごとに参加できる期間設計になっています。コース達成で必ずもらえる缶バッジと、抽選で当たる賞品を組み合わせているため、体力に合わせて誰でも参加でき、縦走に挑戦する理由もつくれます。沿線の「山」が付く駅にもチェックインポイントを置き、山に行く前後の鉄道利用まで企画に組み込んでいる点も参考になります。アプリでのチェックインと応募で完結するので、連休中も受付に人手がかかりません。

事例2026年4月〜5月

SHOWROOM「SHOWROOMゴールデンウィーク2026キャンペーン」

ゴールデンウィークキャンペーン事例:SHOWROOMゴールデンウィーク2026キャンペーン

業種ライブ配信
期間2026年4月24日〜5月10日(抽選は5月10日23時45分まで)
参加方法期間限定の「ゴールデンウィーク2026ミッション」で対象ギフトを贈るタスクを達成すると、抽選券やブーストメダルを獲得。抽選でメダルやギフトが当たり、集めたメダルの数に応じて配信者のポイントが最大100倍になる
特典ランキング上位の配信者や視聴者に、ゴールドのタンブラーなどの特典グッズやカタログギフト

設計のポイント:連休中に増える視聴時間を、ミッション・抽選・ランキングの3段階でつないだゲーム型の事例です。視聴者は抽選券やメダルを集めて「推し」の配信者を応援でき、ランキング終盤まで参加し続ける理由が生まれます。ゴールデンウィークにちなんで特典グッズもゴールドで統一し、期間限定感を演出しています。期間を連休明けの週末まで取っているため、最終盤の追い上げもランキングの盛り上がりにつながる設計です。

事例2026年4月〜5月

ジャズドリーム長島「GWレシートキャンペーン」

ゴールデンウィークキャンペーン事例:ジャズドリーム長島 GWレシートキャンペーン

業種商業施設(アウトレットモール)
期間2026年4月24日〜5月10日
応募条件館内の異なる3店舗以上(最大5店舗)で、キャッシュレス決済により合計税込2,500円以上を利用。レシートを撮影してキャンペーンサイトから投稿
賞品抽選で豪華賞品。三井ショッピングパークポイント会員はWチャンスで500ポイント(1,000名)。発送は6月上旬予定

設計のポイント:「異なる3店舗以上」を条件にして、遠方から来る連休中の来館者に館内を回遊してもらう設計です。対象をキャッシュレス決済のレシートに絞り、ポイント会員向けのWチャンスも用意することで、会員化と決済データの取得にもつなげています。応募期間を連休明けの週末まで取り、賞品の発送は6月上旬と明記しているため、連休中に当選処理を置く必要がありません。

連休明けまで拾う

事例2026年4月〜5月

JR東海「名古屋駅開業140周年キャンペーン」

ゴールデンウィークキャンペーン事例:JR東海 名古屋駅開業140周年キャンペーン ポスターゴールデンウィークキャンペーン事例:JR東海 名古屋駅開業140周年 記念ロゴ

業種鉄道
期間2026年4月29日〜5月31日
内容記念ロゴを使った駅装飾やポスター掲出に加え、名古屋駅構内や商業施設の「TOKAI STATION POINT(トスポ)」利用可能店舗で買い物をするとスタンプが貯まるデジタルスタンプラリーを実施。連休初日の4月29日には、普段は入れない名古屋車両区などを巡る記念ウォーキングも開催
賞品スタンプラリーの抽選で、トスポポイントやJR東海ホテルズギフトカードなど。記念ウォーキングでは小学生連れの家族を対象に、名古屋駅内探検ツアーへの招待を抽選

設計のポイント:名古屋駅の開業日(5月1日)がゴールデンウィーク中にあることを生かし、周年企画を連休初日に始めた事例です。スタンプラリーは駅を巡る形式ではなく、駅ナカ・駅ビルでの買い物でスタンプが貯まる購買連動型にしています。帰省や旅行で名古屋駅を通る人の「乗り換えのついでの買い物」を、そのまま参加につなげる設計です。連休初日に家族向けの特別公開イベントを置いて話題をつくり、スタンプラリーは5月末まで続けることで、連休明けの通勤・通学客にも参加の機会を残しています。

事例2026年4月〜5月

メロンブックス「GOGOメロンブックスGWキャンペーン2026」

ゴールデンウィークキャンペーン事例:GOGOメロンブックスGWキャンペーン2026

業種専門小売(書籍・グッズ)
期間2026年4月24日〜5月17日
内容期間中に店舗で税込1,500円以上購入すると抽選応募券を発行。あわせて、購入金額に応じた限定特典も用意し、5月11日〜17日に受け付ける
賞品抽選でメロンブックスで使える500円商品券など

設計のポイント:連休の前から始めて連休明けの翌週まで続ける、長めの期間設計の事例です。購入金額に応じた特典の受付を連休明けの1週間に置いているため、連休中に買った人が後日あらためて来店するきっかけになります。連休明けに落ち込みやすい来店数を、連休中の購買で予約しておく考え方です。

事例2026年4月〜5月

Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』「GOLD WEEK」純金コインプレゼント

ゴールデンウィークキャンペーン事例:Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』GOLD WEEK 純金コインプレゼント

業種ゲーム
期間応募期間は2026年4月30日〜5月20日
参加方法キャンペーン期間中にゲーム内で育成を3回完了し、表示される専用の応募フォームから応募
賞品“ゴールド”をテーマにした6人のキャラクターがそれぞれ刻印された、純金(24K)のコイン(各1名)

設計のポイント:「ゴールデンウィーク」を「GOLD WEEK」と読み替え、純金のコインという賞品までテーマを一貫させた事例です。ゲーム内で育成を3回完了することを応募条件にしており、連休中の「おうち時間」をそのままプレイ時間につなげています。応募期間を連休明けの5月20日まで取っているため、連休中に条件を達成できなかった人や、帰省先から戻ってから応募する人も取りこぼしません。本文で推奨している「締切は連休明けの数日後以降」を、さらに余裕を持たせて設計した例です。

⚠️ 注意:
景品規制は改定される場合があります。企画の都度、消費者庁の景品表示法に基づく告示・運用基準(消費者庁)で最新の内容をご確認ください。詳しい解説はキャンペーンと景品表示法を解説した記事をご覧ください。(2026年9月18日時点の情報)

よくある質問

Q. いつから準備すべきですか?

1〜2月着手が目安です。景品の調達と制作に時間がかかるため、3月以降ではシリアル型やパッケージ連動が難しくなります。事前告知は4月中旬までに完了させてください。

Q. 応募締切はいつに設定すべきですか?

連休明けの数日後を推奨します。最終日を締切にすると、移動中や帰省先で応募できない人が出ます。

Q. 連休中の事務局対応はどうすべきですか?

連休中にまたがる施策は、人の判断が不要な自動処理で完結する形式に限定してください。レシートの目視確認や当選者との日程調整を連休中に置かないことが重要です。

Q. こどもの日に合わせるべきですか?

ファミリー層を狙うなら合わせてください。ゴールデンウィークの中で唯一、対象が明確に定まっている日です。ただしファミリー以外を狙う場合は、無理に合わせる必要はありません。

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Dlineは1996年の創業以来、30年以上にわたって販促・キャンペーンシステムの設計・運用を専門に手がけてきた会社です。店頭QRからの即時抽選、レシート応募、写真投稿コンテストまで対応しています。連休中も無人で回る設計や、アクセス集中を想定した構成もあわせてご相談いただけます。

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まとめ

📌 本記事のポイントまとめ

  • ゴールデンウィークは前半(近場消費)と後半(全国移動)で人の動きが変わる。
  • ファミリー層を狙うならこどもの日が最大の山場。ここにピークを合わせる。
  • 応募締切は連休明けの数日後に設定する。最終日締切だと応募できない人が出る。
  • 連休中は事務局が動かない前提で、自動処理で完結する形式に限定する。

ゴールデンウィークは消費が最も動く時期である一方、連休内での人の動きの変化を読み違えると後半の需要を取りこぼします。前半・中日・後半で狙いを分けて設計してください。

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