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キャンペーンのQRコード活用 固有コードと共通コードの使い分け

キャンペーンのQRコード活用
固有コードと共通コードの使い分け

販促キャンペーンにおいて、QRコード(二次元コード)の活用が広がっています。スマートフォンの普及により、消費者は店頭のPOPやチラシ、商品パッケージに掲載されたQRコードを読み取るだけで、簡単にキャンペーンに参加できるようになりました。

ただし、ひとくちにQRコードと言っても「1枚ずつ違う固有コード」と「全部同じ共通コード」では、できることも準備期間もまったく異なります。ここを取り違えると、購買促進を狙ったのに購入の証明にならない、という事態が起こります。

本記事では、QRコードの2種類と選び方、実際のキャンペーン事例、不正対策までを解説します。

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QRコードは2種類ある|まずここを決める

キャンペーンで使うQRコードは、大きく2つに分かれます。どちらを選ぶかで、準備期間も取れるデータも変わります。

QRコードは2種類ある|1枚ずつ違うか、全部同じか ① 固有コード型 ② 共通コード型 商品1 A7K2-9QX 商品2 M3P8-T4W 商品3 Z5R1-H6C コードが1枚ずつすべて違う ◎ 1枚=1回だけ応募できる ◎ 購入の証明になる × 印刷の手配と発行数の確定が必要 店頭POP Aさん Bさん Cさん 誰が読んでも同じURLに飛ぶ ◎ 短期間で実施でき、差し替えも容易 ◎ 設置場所ごとにURLを分けて効果測定 × 購入の証明にはならない 選び方:購入を応募の条件にするなら①固有コード型、来店促進や友だち獲得なら②共通コード型
  ① 固有コード型 ② 共通コード型
コードの中身 1枚ずつ異なるシリアルナンバーを埋め込む 誰が読んでも同じURLに飛ぶ
主な設置先 商品パッケージ、貼付シール 店頭POP、ポスター、チラシ、テーブル
購入の証明 ◎ 証明になる × ならない
重複使用の防止 ◎ 1回限り有効にできる △ 別の手段が必要
取得できるデータ いつ・どこで・誰が購入したか どの設置場所から流入したか
準備期間 長い(印刷の手配と発行総数の確定が必要) 短い(差し替えも容易)
向いている目的 購買促進、リピート購入 来店促進、友だち獲得、認知拡大

共通コード型でも、設置場所ごとにURLを分けておけば効果測定はできます。店頭POPとチラシで別のURLを用意すれば、どちらから何人が流入したかを把握できます。この一手間で、次回の販促予算の配分が判断できるようになります。

QRコードを使ったキャンペーン事例

実際に行われたキャンペーンを、固有コード型と共通コード型のどちらを使っているか、不正や重複をどう防いでいるかという観点で紹介します。

事例12026年7月〜10月

ハウスウェルネスフーズ「メガシャキ×アイドルマスター シャイニーカラーズ コラボキャンペーン」

QRコードキャンペーン事例:ハウスウェルネスフーズ「メガシャキ×アイドルマスター シャイニーカラーズ コラボキャンペーン」

コードの種類① 固有コード型(キャンペーンシールのQRコード)
業種飲料メーカー(眠気覚まし飲料)
期間第1期 2026年7月21日〜8月31日、第2期 8月31日〜9月24日、第3期 9月24日〜10月21日
応募方法キャンペーンシールが付いた対象商品を購入し、シールのQRコードを読み取って応募。その場で当落がわかる
賞品第1期:法被(50名)、第2期:ジオラマアクリルスタンド(50名)、第3期:ボイス付きクッション(50名)

設計のポイント:商品に貼ったシールのQRコードを1枚ずつ固有にし、購入した人だけがその場で抽選に参加できるようにした事例です。読み取るだけでシリアルナンバーの入力が不要なため、購入直後に店頭や帰り道で応募できます。約3か月を3期に分けて期ごとに賞品を変え、ファンが期をまたいで繰り返し購入する理由をつくっています。固有コード型は発行数を先に確定させる必要がありますが、期分けしておけば、期ごとの応募状況を見ながら次の施策を判断しやすくなります。

事例22026年4月〜12月

コカ・コーラ「リアルゴールド×ストリートファイター コラボキャンペーン」

QRコードキャンペーン事例:コカ・コーラ「リアルゴールド×ストリートファイター コラボキャンペーン」

コードの種類② 共通コード型(パッケージデザインの二次元コード)
業種飲料メーカー
期間2026年4月13日~12月27日
応募方法パッケージデザインに二次元コードが入った対象商品のコードを読み取り、ポイントを貯めて応募(1人1日1回1ポイント)。その場で当落がわかる
賞品1ポイントコース:PayPayポイント100ポイント(30万名)、3ポイントコース:オリジナルQUOカード3,000円分(250名)、ゴールドタンブラー(500名)、20ポイントコース:オリジナルスカジャン、ワイヤレスヘッドホン(各50名)

設計のポイント:パッケージに印刷した共通の二次元コードを使いながら、「1人1日1回1ポイント」という応募者単位の上限で不正と重複を防いでいる事例です。本文の不正対策の表で紹介した「共通コード型は応募者を識別し、上限を設定する」をそのまま形にしています。シールを貼る工程がないため、固有コード型より準備の負担が小さく、長期間のキャンペーンにも向いています。毎日1回の読み取りで少しずつポイントが貯まるので、日々の購入習慣をつくる設計にもなっています。

事例32026年10月〜2027年3月

アサヒ飲料「渇きを潤し、士気を高めよ!大将軍への道キャンペーン」(自販機限定)

QRコードキャンペーン事例:アサヒ飲料「渇きを潤し、士気を高めよ!大将軍への道キャンペーン」

コードの種類② 共通コード型(自販機に掲示した二次元コード)+商品バーコードの読み取り
業種飲料メーカー(自動販売機)
期間第1弾 2026年10月1日〜2027年1月6日、第2弾 2027年1月7日〜3月31日
応募方法キャンペーン告知のある自販機で対象商品を購入し、自販機にある二次元コードを読み込んでポイントを貯める。その場で当たる抽選に参加できる
賞品アニメ「キングダム」とのコラボ賞品

設計のポイント:二次元コードを商品ではなく「自販機」に掲示した共通コード型の事例です。コード自体は誰が読んでも同じですが、商品のバーコードの読み取りもあわせて求めることで、共通コード型の弱点である「購入の証明にならない」を補っています。告知のある自販機に限定しているため、設置場所が応募の入口となり、どの自販機から参加が多いかも把握しやすくなります。本文の「共通コード型は購入証明に別の手段が必要」を、商品側の情報で補った形です。

不正対策の考え方

QRコードは撮影して共有できてしまうため、コードの種類によって取るべき対策が変わります。

コードの種類 起こりうる不正 対策
固有コード型 同一コードの使い回し、SNSでのコード画像の拡散 1回限り有効にする。応募済みコードは即座に無効化する
共通コード型 購入していない人の応募、同一人物の複数応募 LINE認証などで応募者を識別する。応募者単位の上限を設定する
両方に共通 コード画像の転載による第三者の応募 応募時にログイン認証を挟む。高額賞品ほど対策の水準を上げる

💡 Dlineの実装視点

固有コード型で最も見落とされるのが発行総数の見積もりです。コードは印刷して店頭に並ぶため、後から追加できません。想定する応募数に対して余裕を持った発行が必要な一方、余りすぎると印刷コストが無駄になります。過去の同種施策の参加率から逆算するのが基本です。
また、QRコードの物理的な品質も軽視できません。サイズは最低2cm四方、周囲に余白を確保し、光沢のある包材では反射で読み取れなくなる場合があるため、実際の商品で読み取りテストを行ってください。

⚠️ 注意:
景品規制は改定される場合があります。企画の都度、消費者庁の景品表示法に基づく告示・運用基準(消費者庁)で最新の内容をご確認ください。詳しい解説はキャンペーンと景品表示法を解説した記事をご覧ください。(2026年9月18日時点の情報)

よくある質問

Q. 固有コード型と共通コード型、どちらを選べばよいですか?

購入を応募の条件にしたいなら固有コード型、来店促進や友だち獲得が目的なら共通コード型です。購買促進を狙っているのに共通コード型を選ぶと、購入していない人でも応募できてしまいます。

Q. 準備期間はどのくらい必要ですか?

共通コード型は短期間で実施できます。固有コード型はシールの印刷やパッケージへの反映が必要なため、製造スケジュールから逆算した早めの着手が要ります。

Q. どの設置場所が効果的だったか測れますか?

測れます。設置場所ごとに別のURLを発行してください。店頭POPとチラシで分けておけば、流入数を比較して次回の予算配分を判断できます。

Q. 読み取りエラーを防ぐには?

サイズは最低2cm四方、周囲に十分な余白を確保してください。光沢のある包材では反射で読み取れない場合があるため、実際の商品で必ずテストしてください。

QRコードを活用したキャンペーンならDlineにおまかせ

Dlineは1996年の創業以来、30年以上にわたって販促・キャンペーンシステムの設計・運用を専門に手がけてきた会社です。固有コードの発行と管理、読み取り時の自動入力、重複使用の検知、設置場所別の効果測定まで対応しています。コードの発行総数の見積もりや印刷スケジュールの逆算もあわせてご相談いただけます。

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まとめ

📌 本記事のポイントまとめ

  • QRコードは固有コード型と共通コード型の2種類。まずどちらかを決める。
  • 購入を条件にするなら固有コード型。来店促進や友だち獲得なら共通コード型。
  • 共通コード型でも設置場所ごとにURLを分ければ効果測定ができる。
  • サイズは最低2cm四方、周囲に余白。光沢包材では実物で読み取りテストを行う。

QRコードキャンペーンは、参加のハードルを下げながら運営の負担も抑えられる手法です。ただし2種類の使い分けを誤ると、狙った成果には届きません。目的から逆算して選んでください。

Dlineが培った30年以上のノウハウでキャンペーンを成功に導きます

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※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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