LINEは国内で約9,700万人が利用する圧倒的なユーザー数を誇るSNSです。この巨大なプラットフォームを活用したキャンペーンは、企業のマーケティング施策として非常に効果的です。しかし、「LINEキャンペーンを実施したいけど、具体的なやり方がわからない」「どうすれば成功させられるのか知りたい」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、LINEキャンペーンの基礎知識から具体的な実施手順、成功させるためのポイントまで詳しく解説します。初めてLINEキャンペーンを実施する方でも、この記事を読めば効果的なキャンペーンを企画・運用できるようになります。
LINEキャンペーンとは?
LINEキャンペーンとは、LINE公式アカウントやLINE上の仕組みを活用して実施するキャンペーン施策のことです。友だち追加やメッセージ配信を起点に、抽選やクーポン配布、アンケート回答などを組み合わせて、集客や購買促進を行います。
LINEキャンペーンは、参加条件の違いによって大きく2種類に分けられます。
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種類 |
オープンキャンペーン |
クローズドキャンペーン |
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参加条件 |
LINEアカウントがあれば誰でも参加可能 |
商品購入などの条件が必要 |
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主な目的 |
友だち数増加、認知拡大 |
購買促進、リピーター獲得 |
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応募方法例 |
友だち追加、アンケート回答 |
レシート応募、シリアルコード入力 |
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参加ハードル |
低い(多くの参加が見込める) |
高い(質の高いユーザーを獲得) |
LINEキャンペーンの主な種類
LINEキャンペーンには様々な種類があります。目的に応じて最適な形式を選びましょう。
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キャンペーン種類 |
特徴 |
おすすめの目的 |
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友だち追加キャンペーン |
友だち追加のみで応募完了。参加ハードルが最も低い |
友だち数の大幅増加、認知拡大 |
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インスタントウィン |
参加後すぐに抽選結果がわかる。ゲーム性が高く参加意欲を刺激 |
話題性創出、SNS拡散 |
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アンケート回答キャンペーン |
アンケート回答で応募完了。顧客情報の収集が可能 |
顧客データ収集、セグメント配信の基盤づくり |
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レシートキャンペーン |
購入レシートの画像を送信して応募。購買データの取得が可能 |
購買促進、購買データ分析 |
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マイレージキャンペーン |
複数回の購入でポイントを貯める。継続的な購買を促進 |
リピーター育成、LTV向上 |
LINEキャンペーンを実施するメリット
LINEキャンペーンを実施することで、以下のようなメリットが得られます。
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メリット |
内容 |
具体的な効果 |
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圧倒的なリーチ力 |
国内約9,700万人が利用。日本総人口の約70%をカバー |
Instagram・Xの約2倍のユーザー数で、幅広い年齢層にアプローチ可能 |
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高いメッセージ開封率 |
メールの約6倍の開封率。プッシュ通知で気づいてもらいやすい |
届けたい情報を確実にユーザーに届けられる |
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低コストで友だち獲得 |
キャンペーンで効率的に友だち数を増加できる |
長期的な顧客資産として継続的にアプローチ可能 |
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ブロック率の低下 |
定期的なキャンペーンでユーザーにメリットを提供し続けられる |
アカウントの定着率向上、ファン育成に貢献 |
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セグメント配信が可能 |
キャンペーンで収集した顧客データを活用できる |
年齢・性別・興味関心に応じた効果的なマーケティングが可能 |
LINEキャンペーンの実施手順【5ステップ】
LINEキャンペーンを実施する際は、以下の5つのステップで進めていきます。
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ステップ |
内容 |
ポイント |
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STEP 1 |
目的・ターゲットの設定 |
友だち獲得・売上向上・認知拡大など目的を明確に。ターゲット属性も具体的に設定 |
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STEP 2 |
KGI・KPIの設定 |
応募数・友だち増加数・売上など具体的な数値目標を設定 |
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STEP 3 |
企画内容の決定 |
キャンペーン形式・期間・景品・応募条件・告知方法を決定 |
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STEP 4 |
キャンペーンの実施 |
ターゲットがアクティブな時間帯に配信。複数チャネルで告知 |
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STEP 5 |
効果測定・改善 |
開封率・クリック率・参加率・ブロック率を分析。次回に活かす |
STEP 1:目的・ターゲットの設定
まず、キャンペーンを実施する目的を明確にします。目的が曖昧だと施策の方向性がブレやすく、成果につながりにくくなります。代表的な目的としては、以下のようなものがあります。
- LINE公式アカウントの友だち数を増やしたい
- 新商品・サービスの認知を広げたい
- 既存顧客のリピート率を上げたい
- 顧客データを収集したい
- 売上を向上させたい
ターゲットも「新規顧客」「既存顧客」「休眠顧客」など、できるだけ具体的に設定しましょう。
STEP 2:KGI・KPIの設定
目的を具体化したら、数値目標(KGI・KPI)を決めましょう。LINEキャンペーンで設定できる指標には以下のようなものがあります。
- メッセージ開封率
- クリック率
- キャンペーン参加数
- 友だち増加数
- キャンペーン後のブロック率
STEP 3:企画内容の決定
目的に合わせて、キャンペーンの具体的な内容を決定します。検討すべき項目は以下の通りです。
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検討項目 |
検討のポイント |
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キャンペーン形式 |
友だち追加・インスタントウィン・レシート応募など目的に合った形式を選択 |
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キャンペーン期間 |
短期集中型(1週間〜1ヶ月)or 中長期型(2〜3ヶ月)を目的に応じて設定 |
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景品内容 |
ターゲットにとって魅力的な景品を選定。デジタルギフトは手軽でおすすめ |
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応募条件 |
シンプルで参加しやすい条件に。ハードルが高すぎると離脱につながる |
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告知方法 |
LINE配信・Webサイト・店頭POP・SNSなど複数チャネルで告知 |
STEP 4:キャンペーンの実施
準備が整ったらキャンペーンを実施します。配信タイミングは、ターゲットがアクティブな時間帯を狙いましょう。一般的には、平日の昼休み時間帯(12時〜13時)や夕方以降(18時〜21時)が反応率が高い傾向にあります。
STEP 5:効果測定・改善
キャンペーン終了後は、設定したKPIをもとに効果検証を行います。「目的に対して選択した手法は適切だったか?」「ターゲット層からの反応はどうだったか?」「想定していたブロック率に対して実際はどうだったか?」などを分析し、次回以降の施策に活かしましょう。
LINEキャンペーンを成功させるポイント
LINEキャンペーンを成功に導くための重要なポイントを解説します。
参加ハードルを下げる
LINEキャンペーンでは、参加前の段階として「LINE公式アカウントを友だち追加する」が必要です。そのため、応募条件は「友だち追加後すぐに抽選ができる」「簡単なアンケートに回答するだけで応募完了」など、少ない操作で完結する内容に設定することが重要です。
魅力的な景品を用意する
ユーザーが「参加したい」と思える魅力的な特典を用意することが重要です。デジタルギフトはURLを送付するだけでインセンティブを渡せるため、参加への心理的ハードルが下がり、LINEキャンペーンとの相性が良いです。
キャンペーン後のコミュニケーション設計
LINEキャンペーンは、実施して終わりではなく、キャンペーン後の販促や継続的なコミュニケーションにつなげる設計が重要です。キャンペーン終了後にすぐブロックされないよう、有益な情報発信やクーポン配信を継続しましょう。
複数チャネルでの告知
LINE公式アカウント上だけでなく、自社のWebサイトやSNS、店頭POPなど、様々な接点でキャンペーンを告知すると効果的です。多様なチャネルから情報を発信することで、より多くのユーザーにリーチすることができます。
PDCAサイクルを回す
キャンペーン実施後は必ず効果測定を行い、次回のキャンペーンに活かしましょう。開封率、クリック率、コンバージョン率などのデータを分析し、改善点を見つけることが継続的な成果向上につながります。
LINEキャンペーンの注意点
LINEキャンペーンを実施する際は、以下の点に注意しましょう。
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注意点 |
詳細 |
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LINEガイドラインの確認 |
「LINEで応募審査ガイドライン」を確認し、禁止事項に該当しないか確認が必要です |
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メッセージ通数の管理 |
プランごとに無料メッセージ通数の上限があります。超過すると追加費用が発生します |
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個人情報の取り扱い |
アンケートなどで個人情報を収集する場合は、プライバシーポリシーの明示が必要です |
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応募規約の整備 |
応募条件・当選発表方法・景品内容・注意事項などを明記した応募規約を用意しましょう |
まとめ
LINEキャンペーンは、国内最大級のユーザー数を誇るLINEを活用した効果的なマーケティング施策です。成功させるためには、以下のポイントを押さえましょう。
• 目的・ターゲットを明確に設定する
• 具体的なKPIを設定し、効果測定を行う
• 参加ハードルを下げ、魅力的な景品を用意する
• キャンペーン後の継続的なコミュニケーション設計を行う
• 法規制やガイドラインを遵守する
LINEキャンペーンをはじめとした販促キャンペーンをご検討の方は、ぜひデジタルラインまでご相談ください。
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