
実際のデータで見る!LINEキャンペーンで友だちは本当に増えるの?
LINEの友だちの数を増やすにはキャンペーンの実施が有効だと言われていますが、それは本当なのでしょうか。また、その増加数はどの程度期待できるのでしょうか。
この記事では、LINEキャンペーンを通じて実際に友だちが増えた事例と具体的な増加データや、友だちを維持するための情報発信のコツについて紹介します。さらに、友だちを増やすために効果的なキャンペーンの流れも解説します。
この記事の目次[非表示]
- 1.LINEキャンペーンの効果とは?
- 2.事例 実際に友だちが増えた!
- 3.友だちを維持するための情報発信のコツ
- 3.1.適切な頻度での情報発信の重要性
- 3.2.ユーザーに価値ある情報提供
- 4.まとめ
LINEキャンペーンの効果とは?
LINEを活用したキャンペーンは、友だちの増加とエンゲージメントの向上に大きな効果を発揮します。LINEは多くのユーザーが日常的に利用しているため、企業にとっての接触機会を増やす絶好のプラットフォームです。
しかし、効果的なキャンペーンを実施するには、基本的なセオリーを押さえることが重要です。まず、オープンキャンペーンを通じて友だちを増やし、その後、友だちに向けて情報を配信しながらエンゲージメントを高めていくのがセオリーです。
次に、商品やサービスの購入が必須となるマストバイキャンペーンを行うことで、具体的な行動を促し、さらなる友だちの増加と購買意欲を引き出します。このような流れを設計することで、友だち数だけでなく、キャンペーン全体の効果を最大化することができます。
LINEで友だちを増やすキャンペーンの基本戦略
LINEでの友だち増加を目指すキャンペーンには、まずオープンキャンペーンが効果的です。オープンキャンペーンとは、友だち追加だけで参加可能な手軽な形式で、ハードルを下げることが目的です。
この方法により、まず大量の友だちを獲得し、その後に友だち限定で特別な情報を配信して、さらにエンゲージメントを高めていきます。次に、友だちの信頼を獲得し、購買を促すマストバイキャンペーンを実施することで、より効果的な結果が得られます。
オープンキャンペーンとマストバイキャンペーンの流れ
オープンキャンペーンは、友だち追加を促進する最初のステップです。例えば、キャンペーンページを訪問したユーザーに、特典を受け取るために友だち登録を促すことで、スムーズに友だちを増やすことができます。そして、獲得した友だちに対して定期的な情報発信を行い、信頼関係を構築します。次に、マストバイキャンペーンでは、購入条件をクリアすることでさらなる特典を提供し、ユーザーの購買意欲を高めます。
事例 実際に友だちが増えた!
ここでは当社が携わった「LINEの友だちを増やす」ことを目的に実施されたキャンペーンのなかから、実際の事例を4つご紹介します。
飲料メーカー
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友だち増加:
キャンペーン前:0人 ※キャンペーンに合わせて公式LINEアカウントを立ち上げ
キャンペーン後:17,000人
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キャンペーン施策:
公式LINEアカウントと友だちになると応募ができるオープンキャンペーン
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ポイント:
LINEで友だちを増やすキャンペーン施策のセオリーに従ったオープンキャンペーンです。
賞品は配送を伴うアイテムが設定されましたが、応募時には配送先等の個人情報は取得せず、当選者のみにLINEプッシュで配送先登録フォームの情報を配信するという考慮がされたことでキャンペーンの応募ハードルが下がり、友だち数増加に繋がりました。
調味料メーカー
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友だち増加:
キャンペーン前:0人 ※キャンペーンに合わせて公式LINEアカウントを立ち上げ
キャンペーン後:5,000人
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キャンペーン施策:
LINEミニアプリを使用したレシートキャンペーン
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ポイント:
レシートキャンペーン(マストバイキャンペーン)を実施することで、友だち増加と売上向上を目指したキャンペーンです。LINEミニアプリでは、応募受付完了や当選通知にサービスメッセージが利用できるため、応募者の利便性の高いキャンペーンとなりました。
乳製品メーカー
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友だち増加:
キャンペーン前:6,000人
キャンペーン後:30,000人(5倍に増加!)
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キャンペーン施策:
レシートを用いたマイレージキャンペーン
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ポイント:
対象商品を購入したレシートをアップロードしてポイントを貯めるマイレージキャンペーンです。長期間で設定されたキャンペーン期間により対象商品の継続的に購入に繋がりました。
ユーザーがマイページに簡単にログインできる「LINEログイン機能」を採用し、公式LINEアカウントの友だち追加のフローを入れることで、友だちを大幅に増加させることができました。
生鮮食品メーカー
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友だち増加:
キャンペーン前:100,000人
キャンペーン後:130,000人(30,000人増加!) -
キャンペーン施策:
LINEログインを応募フローに組み込んだシリアルインスタントウィンキャンペーン
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ポイント:
対象商品に添付されているシリアルナンバーを用いて応募するインスタントウィンキャンペーンです。公式LINEアカウントとの友だち登録を応募の必須条件とはしないものの、応募フローのなかにLINEログインを組み込むことで、自然な流れで友だち追加ができるように工夫されていました。
友だちを維持するための情報発信のコツ
友だちを増やすことは重要ですが、その後の維持も同じくらい大切です。適切な頻度で情報を発信し、ユーザーに有益な情報を提供することが不可欠です。
適切な頻度での情報発信の重要性
ユーザーにとって有益な情報を適切な頻度で発信することが、友だちを維持するための重要な要素です。頻度が高すぎると、情報が押し付けがましいと感じられるため、ユーザーがストレスを感じることがあります。逆に、配信が少ないと、ブランドとの接点が薄れ、友だち解除のリスクが高まります。月に1〜2回のペースで、ユーザーにとって有益な情報を配信し続けることが、長期的な関係を維持する鍵です。
ユーザーに価値ある情報提供
友だちを維持するためには、配信する情報の質も非常に重要です。単なるセール情報やキャンペーン告知だけでなく、ユーザーのライフスタイルに関連した役立つ情報や、季節に応じたおすすめ商品などを織り交ぜることで、配信内容にバリエーションを持たせることが大切です。
まとめ
LINEキャンペーンは、友だちを増やし、エンゲージメントを高めるための非常に効果的な手段です。基本戦略として、まずオープンキャンペーンで多くの友だちを集め、その後のマストバイキャンペーンで購買意欲を刺激する流れが成功の鍵となります。実際の事例からも、LINEキャンペーンを通じて友だち数を大幅に増やすことができることがわかります。
さらに、増えた友だちを維持するためには、適切な頻度での情報発信と、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することが重要です。興味を引く情報や参加型のキャンペーンを通じて、ユーザーとの信頼関係を築きましょう。
『Dline』では、今回ご紹介した事例以外にも多くのLINEキャンペーンの実績がございます。キャンペーンの実施をご検討中の方は是非お気軽にお問い合わせください。