販促キャンペーンの告知方法にはSNS広告、Web広告、チラシ、ポスターなどさまざまな手段がありますが、既存顧客や会員リストに対して確実に情報を届けたい場合、メルマガ(メールマガジン)は最も費用対効果の高い告知手段のひとつです。
しかし、日々大量のメールが届く受信ボックスの中で開封してもらうには、件名・送信タイミング・メールの構成に工夫が必要です。本記事では、キャンペーン告知に特化したメルマガの作り方を、すぐに使える例文テンプレートとともに解説します。
キャンペーンメルマガとは、販促キャンペーンの開催を告知し、参加や購買を促すために配信するメールのことです。通常のメルマガ(お知らせ・コラム配信等)とは異なり、「限定期間」「お得感」「行動の緊急性」を訴求する内容が中心になります。
メール配信システムを使えば、1通あたりのコストはほぼゼロ。数千〜数万人の会員に一斉に告知でき、チラシや広告と比べて圧倒的にコストパフォーマンスが高い手段です。
SNS投稿はアルゴリズムに左右されますが、メールは登録者の受信ボックスに確実に届きます。特に会員登録済みの顧客やリピーターへの告知に最適です。 メールアドレスを保有していない層にはキャンペーンDM(郵送)という選択肢もあります。」
開封率、クリック率(CTR)、コンバージョン率など、配信後の効果をデータで正確に把握できます。件名やコンテンツのA/Bテストも容易に行えます。
顧客の属性や購買履歴に応じて、配信先をセグメント分けしたり、件名・本文に個人名を差し込んだりできます。「自分に向けたメール」と感じてもらえるほど、反応率は向上します
メルマガの開封は件名で決まると言っても過言ではありません。受信者が件名を見て「開く」か「スルーする」かを判断する時間はわずか数秒。以下のポイントを押さえて、開封したくなる件名を作りましょう。
人の脳が一瞬で意味を把握できる文字数は約14文字と言われています。件名の冒頭14文字に最も重要な情報(お得感・緊急性・キャンペーン名)を入れることで、メールソフトのプレビューで途切れても要点が伝わります。件名全体は30文字程度に収めるのが目安です。
効果的な件名には、以下の4つのUの要素を意識して盛り込みましょう。
「本日23:59まで」「残り3日」「あと○名」など、今すぐ行動しなければ損をすると感じさせる表現。
「全品30%OFF」「もれなくプレゼント」など、メールを開くと自分にどんなメリットがあるかが明確にわかる表現。
「最大50%OFF」より「人気の○○が1,980円→990円」のように、具体的な数字・商品名を入れるほど訴求力が増します。
「メルマガ会員だけの限定情報」「先行案内」など、他では手に入らない特別感・限定感を演出する表現。
キャンペーンメルマガは、1回だけ送って終わりではなく、キャンペーン期間に合わせて複数回配信することで効果が最大化されます。特に一定期間にわたるキャンペーンでは、以下の4回のタイミングで配信するのが効果的です。
4回すべてで同じ文面を送るのではなく、段階に応じて件名・本文のトーンを変えることがポイントです。
※メルマガ以外のチャネルも含めた告知スケジュール全体の設計はこちらで解説しています。
開催前は「期待感」、開始日は「具体的な参加方法」、中間は「リマインド」、最終日は「緊急性」を前面に出しましょう。
BtoC向けキャンペーンメルマガの場合、火〜木曜日の10:00〜12:00が一般的に開封率が高いとされています。
ただし、ターゲット層によって最適な時間帯は異なります。
例えばビジネスパーソン向けなら通勤時間帯(7:00〜8:00)や昼休み(12:00〜13:00)、主婦層向けなら家事が一段落する10:00〜11:00頃が狙い目です。自社の配信データでA/Bテストを重ね、最適なタイミングを見つけましょう。
キャンペーン告知のメルマガでは、HTMLメールを基本とすることを推奨します。商品写真・キャンペーンバナー・CTAボタンを配置でき、お得感を直感的に伝えられるためです。開封率の計測もHTMLメールでのみ可能です。
テキストメールは、画像が表示されない環境への対応や、BtoB向けの通知に有効です。多くの配信ツールは両方を同時送信する「マルチパート配信」に対応しています。
なお、当選通知メールでのHTML/テキストの使い分けは用途が異なります。当選メールの形式選択はこちらで解説しています。
会員リスト全員に同じメールを送るよりも、顧客属性や行動履歴に基づいてセグメント(グループ)に分け、それぞれに最適な内容を配信するほうが、開封率・クリック率ともに大幅に向上します。
性別、年代、居住地域、会員ランクなどの属性情報で分類。例えば「30代女性向けの美容キャンペーン」「関東エリア限定セール」など、ターゲットに合った内容だけを届けます。
過去の購入商品やカテゴリに基づいて分類。「前回○○を購入した方限定」「リピーター向け特別割引」など、パーソナライズされた訴求が可能です。
前回のメルマガの開封有無、キャンペーンサイトの訪問有無などで分類。「前回メールを開封しなかった人に件名を変えて再送」「サイト訪問済みだが未応募の人にリマインド」など
メルマガと他チャネルを組み合わせたリマインド設計は告知スケジュール設計でも解説しています。
キャンペーンメルマガの本文は、以下の要素で構成するのが基本です。上部にユーザーの関心を引く情報を配置し、下部に詳細情報とCTAを置く「逆三角形」の構成が効果的です。
件名:【本日スタート】○○キャンペーン|○○が当たる!
いつも○○をご利用いただき、ありがとうございます。
本日より「○○キャンペーン」がスタートしました!
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○○キャンペーン
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■ 期間:○月○日(○)〜 ○月○日(○)
■ 特典:抽選で○名様に○○をプレゼント
■ 参加方法:対象商品を購入し、
キャンペーンサイトから応募
▼ 今すぐキャンペーンサイトへ ▼
https://example.com/campaign/
お見逃しなく!
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○○株式会社
https://example.co.jp/
配信停止はこちら:https://example.com/unsubscribe
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※開始当日のメール。件名で「本日スタート」を明示し、本文はキャンペーンの要点を簡潔にまとめています。
当選者へ送るキャンペーン当選メールのテンプレートはこちらで紹介しています。
件名:【残り3日】○○キャンペーン、もうお済みですか?
いつも○○をご利用いただき、ありがとうございます。
現在開催中の「○○キャンペーン」は、
○月○日(○)で終了となります。
まだご参加いただいていない方は、
この機会をお見逃しなく!
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○○キャンペーン【あと3日!】
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■ 終了日:○月○日(○)23:59まで
■ 特典:抽選で○名様に○○をプレゼント
▼ キャンペーンに参加する ▼
https://example.com/campaign/
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○○株式会社
配信停止はこちら:https://example.com/unsubscribe
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※中間〜最終日のリマインドメール。「残り○日」で緊急性を訴求し、未参加者の行動を促します。
件名:【会員限定・先行案内】○○キャンペーンのお知らせ
日頃より○○をご愛顧いただき、
誠にありがとうございます。
メルマガ会員の皆さまだけに、
○月○日(○)から始まる
「○○キャンペーン」をひと足先にご案内いたします!
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○○キャンペーン【先行案内】
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■ 期間:○月○日(○)〜 ○月○日(○)
■ 特典:期間中に○○を購入すると
もれなく○○をプレゼント!
■ 一般告知開始:○月○日(○)
▼ キャンペーンの詳細はこちら ▼
https://example.com/campaign/
この情報はメルマガ会員の皆さまへの
先行案内です。ぜひお楽しみに!
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○○株式会社
配信停止はこちら:https://example.com/unsubscribe
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※一般告知に先行して会員にだけ届ける特別感のあるメール。「メルマガ会員限定」の独自性が開封率を高めます。
キャンペーンメルマガの効果を最大化するには、配信後のデータを分析し、次回に改善を活かすPDCAサイクルが欠かせません。
メールを開封した人の割合。一般的な目安は15〜25%。件名の工夫や送信時間の最適化で改善します。HTMLメールのトラッキングピクセルで計測。
メール内のリンク(CTAボタンなど)をクリックした人の割合。目安は2〜5%。CTA の文言・配置・ボタンの色で改善します。
メール経由でキャンペーンに応募・購入した人の割合。キャンペーンサイト側のデータと連携して計測します。
メルマガを配信停止(オプトアウト)した人の割合。0.5%以上だと要注意。配信頻度が高すぎる、内容がターゲットに合っていない可能性があります。
配信リストの一部(例:10%ずつ)に異なる件名のメールを送り、開封率が高かったほうの件名を残りの80%に配信するA/Bテストが効果的です。
多くのメール配信ツールにはA/Bテスト機能が標準搭載されています。テストを繰り返すことで、自社のターゲットに最も響く件名のパターンが見えてきます。
紙媒体(DM・チラシ)との併用時の比較計測についてはこちら
Dlineのキャンペーンシステムでは、キャンペーンの企画・応募管理と連動したメール配信の仕組みを構築できます。
抽選完了後、当選者リストに対して当選通知メールを一括配信できます。当選メールの件名・本文・繰り上げ当選運用まで詳しくはこちらで解説しています。
キャンペーンに応募した直後に自動で受付完了メールを送信。応募者に安心感を与えるとともに、キャンペーンへの参加実感を強化します。
メルマガに掲載するキャンペーンサイトのURLにタグを埋め込むことで、「メルマガ経由の応募が何件あったか」をDlineの管理画面で計測可能。チラシ・ポスター・SNSなど他チャネルとの比較分析にも活用できます。紙のDMを使った場合の計測方法はこちらで解説しています。
メルマガの配信設定、配信スケジュール管理まで、Dlineのキャンペーン事務局が代行。販促担当者の業務負担を軽減します。
Dlineでは、メルマガの配信データ(開封・クリック)とキャンペーンサイトの応募データを統合的に管理できるため、「メルマガを開封した人のうち何%が応募に至ったか」「どのセグメントのCVRが高かったか」といったチャネル横断の効果分析が可能です。キャンペーン全体のPDCA改善にぜひご活用ください。
キャンペーンメルマガは、件名の工夫と配信タイミングの最適化だけで反応率が大きく変わる、改善の余地が大きい告知チャネルです。本記事で紹介した14文字ルール、4Uの法則、4回配信の法則をぜひ次回のキャンペーン告知から取り入れてみてください。
また、メルマガはキャンペーン告知チャネルのひとつです。SNS・Web広告・チラシ・DMも組み合わせた告知戦略の全体設計はこちらで解説しています。
メールでリーチできない層にはキャンペーンDM(郵送)の活用も検討してみてください
Dlineでは、キャンペーンのメルマガ配信からキャンペーンサイト構築、応募管理・抽選・景品発送までワンストップでサポート。メルマガ経由の応募データもダッシュボードで一元管理できます。